地方創生事業を自らやってみた!震災で朽ちた店舗物件購入からリノベーション、リニューアルオープンまでの取組Vol.2 久慈郡大子町編
自己紹介
はじめまして。おおたかの森ファーム スタッフ S と申します。
今回から、このプロジェクトのコラムを担当をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
このコラムを作成している私は、1年前に大子町に移住してきたばかりの新参者です。かなりのインドア人間で「ゆるキャン△」という漫画からキャンプ入門しました。このコラムと共にアウトドア人間化し、完璧な大子町民になりたいと思います。
大子町というと、「観光地」「袋田の滝」「鮎」「りんご」「お米日本一」「紅葉」「盆地のため寒暖差が激しい」「すべてが遠い」「見渡す限り山」といった “ 大変、自然豊かな町 ” です。
(大子町観光協会)
歴史のある寺院や昭和レトロを感じさせるような通りもあり、素敵な場所もありますが、あまり知られていないのが実情です。
孝太郎さんの “ 日光(栃木県)と同じスペックがあるのに知名度が低い ” とのお言葉に納得してしまいました。
ですが、茨城県のアピール下手なところにも魅力があるように思います。無理な県アピールをして魅力度ランキングを上げるよりも、最下位でいる方が茨城県らしく県民性を表しているのではないかと思っています。
「自分だけしか知らない場所」「秘密の自然基地」など、来県、来町した人たちが自然と付加価値を付けてくれればいいと思っています。
大子町オフィス
おおたかの森ファームには “ 大子町オフィス ” が、ひっそりとあります。
前回のコラム(地方創生事業を自らやってみた!震災で朽ちた店舗物件購入からリノベーション、リニューアルオープンまでの取組Vol.1 久慈郡大子町編)でもご紹介させていただきましたが、茨城県久慈郡大子町に所在しており、茨城県北部に位置しています。
ちなみに「 大子町 」読み方わかりますか?
「 だいごまち 」と読みます。
その “ ひっそり ” とある大子町オフィスを利用して、屋内キャンプ場に出来ないか計画しております。
屋内キャンプ場プロジェクト
屋内キャンプ場を作ろう!
キャンプ場は、大子町にもいくつかあります。
今回計画しているキャンプ場は、屋内で楽しめるキャンプ場 “ 体験型宿泊施設 ” です。
コロナ渦もありキャンプ人気も一気に高まりました。ですが、キャンプに興味はあるが虫が苦手、常設設備(お風呂、トイレなど)が整地されているか、キャンプ用品を揃えるのは大変など、様々な理由でキャンプに踏み切れない方もいると思います。
そういった方にも利用してもらえる “ スモールコンパクトな旅 ” を提供できればと考えました。
屋内キャンプ場のコンテンツ
・体験型宿泊施設
・アウトドア初心者へ向けた新しいアプローチ
・愛犬と泊まれるキャンプ場、ドッグラン
・自転車、バイクで気軽に泊まれるゲストハウス
・手ぶらでキャンプ
国道から少し奥に入りますが、だからと言って山奥過ぎない場所にあります。 “ ひっそり ” という言葉が似合う場所です。
都会のように便利ではないですが、その不便さが非日常感を味わえるのではないかと思います。
不便ではありますが、ネット環境は問題ない場所です。ゲストハウスを併設しコミュニティの創造を行える場としても提供できる施設を目指します。
屋内キャンプ場を通じて
・大子町の魅力を発信したい。
・他県からの旅行者を増やしたい。
・新たな雇用へとつなげたい。
あるものを活用しよう!
先ほども書きましたが、大子町は都会のような便利さはありません。コンビニに行くにしても車で行きます。ちょっとそこまでが歩いて出来ない場所です。ですが、都会にないものもたくさんあります。それらを最大限に活かしプロジェクトを進めていきたいと思います。
大子町でも、「全方位、アウトドア。自然基地大子町」をコンセプトに掲げています。
今回のプロジェクトでも、子どもから大人まで楽しめる “小さな自然基地 ” を作り上げたいです。
・あるものを活用していかに低価格で提供できるか
・いかにコストをかけずに事業を始めるか
前回のコラムでも紹介しましたが、現状はかなり厳しい状態です。どこから手を付けていけば分からないような状態です。
まずは、お掃除から進めます!
草刈りをしているとアイディアが次々と生まれてきます。
上級者向けですが、ブッシュクラフトエリアが出来ました。
木もあるのでハンモックも出来ます。笹で囲まれているので、自然が作り出したプライベートエリアな感じがします。
これから改装工事の進捗状況と大子町の魅力も合わせて、ゆる~く発信していきたいと思いますので、ゆる~く読んでいただけたら幸いです。
最近やっと寒くなり、山並みもキレイに色づいてきました。
何もない所かもしれませんが、 「 何もない 」 を味わいに、お越しいただければ幸いです。
おおたかの森ファーム スタッフ S より