意思決定の早い人の適性が変わった。ワンマントップダウンからマネジメント能力重視へ
今求められるスピード感
ビジネスや事業において意思決定のスピードは重要です。
しかし、スピードに溺れて中身が付いてこないと本末転倒ですよね。
意思決定が早くても、それがずれているとプロジェクトメンバーは???
大混乱が生じてしまいます💦
ちょっと前までは、意思決定が早い=仕事ができる人は強烈なトップダウン型で、自身の感覚でゴリゴリ進めていく人材がもてはやされました。
しかし昨今、条件面や情勢の多様性や不安定さが増しており、ましてや無限に右肩上がりの状況から有限の資源や条件の中で物事を進めていかないといけない状況になっているため、一人の人間のトップダウンで意思決定をすることは自爆行為になっております。
ある程度余りある中で、一番利益を回収するのが上手な人が富をえる構造社会から、
有限的なものをいかに意味をつけて貢献度に応じて満場一致で分配するか。
それが重要となった昨今において意思決定の身のあるスピードを持つために必要な能力は、状況を把握し、それぞれの意思をくみ取り、最適解を通すスピード感です。
今必要な3つの能力
・状況を把握する力
・それぞれの意思をくみ取る力
・最適解を通すスピード感
この能力はとても貴重であり、その能力を持つ人材はかなり希少だと思います。
何故なら個々の能力はあれどトータルでこの能力を持つためには才能と生き様が
関わってくるからです。
状況を把握しそれぞれの意思をくみ取ることはできる人材はおります。
最適解のみを出す人材もおります。
しかし重要なのはそれらを持ちながら最適解を「 通す 」力です。
通す力はすなわち「 自主性 」から来ると思います。
求められる最適解を「 通す 」力
長きにわたり日本においては “ 出る杭は打たれる ” 社会構造にありました。
でしゃばるやつ、我を通すやつは、組織では不適合。
正確にいえばトップダウン型の人間しかやってはいけないことになっていたため “ 状況を把握し ” “ それぞれの意思をくみ取り ” “ 最適解を通す ”この訓練をする機会が少なかったのだと思います。
シンプルにチャレンジをできる機会が少ない。または、与えられなかったのかもしれません。
中小零細や世界的商社など労働法とはかけなはれた、かなり放任主義の雇用体制でないと若いうちからこの体験はできなかったと思っています。
今日本の人材に必要なのは最適解を「通す」力です。
強引でもなく合理的でもなくその中間の、集中一点、強い理念の下で前進する強靭な精神力が “ カギ ” です。
スキルや知識は十分にある人がわんさかいます。
今大事なことは強い理念とそれを実行するための強靭な精神力です。
強靭は “ 丈夫な ” ではありません。
柔軟でしなやかな精神力です。
カチカチでポキっと折れてはその場限りです。
強い理念を設定し、強靭な精神力を鍛えていきましょう!
理念の設定と強靭な精神力の鍛錬のご相談はおおたかの森ファームまでご連絡ください。(https://otakanomorifirm.com/contact/)