人と人をつなぐゲーム「ナニモノソウル」を体験 in 吉祥寺

先日、吉祥寺のコワーキングスペースで、オリジナル対話ゲーム「🔗ナニモノソウルを体験する機会をいただいた。

声をかけてくれたのは、コワーキングスペース「🔗StandUp」(instagram)を運営するアズマックスさん。
「ちょっと面白いゲームがあるから、一緒にやってみない?」という、いつもの軽やかな誘いだった。

当日は、

StandUpスタッフの夏妃さん
地域活動を熱心に行っている現役女子大学生の果林菜さん
アズマックスさん
そして

の4人でプレイすることになった。

ゲームをやる、と聞くと普通は「盛り上がるカードゲーム」「勝ち負けがある遊び」を想像する。しかし、始まってすぐに「あ、これは違うな」と感じることになる。

「じゃあ、子どもの頃の自分はどんな性格でしたか?」

ゲームは、そんな問いから始まった。

2分間という時間が与えられ、順番に話していく。
タイマー係が「はい、スタート」と言い、周囲は静かに耳を傾ける。

「子どもの頃はすごく負けず嫌いで……」
「班長とかやりたがるタイプで……」
「今より思いやりがなかった気がします」

そんな話が自然と出てくる。

誰かが話している間、他の人は相づちを打ちつつも、遮らずに聞く。
そして、時間が来ると「はい、終了」と声がかかる。

最初は少しぎこちなかった空気が、質問が進むにつれてだんだん柔らかくなっていく。

「人生で一番、死にかけたと思った瞬間は?」
「学生時代に夢中になったことは?」
「子どもの頃の武勇伝は?」

一見軽い質問のようでいて、話し始めると、その人の性格や価値観が自然と浮かび上がってくる。
話している本人も、聞いている側も、「あ、この人ってこういう人だったんだ」と初めて知ることが多い。

気づくと、誰かが話しづらそうにしていると、自然と別の人がフォローする。

時間が押しても、「もうちょっと話していいですよ」と譲る。

ゲームなのに、みんなが場を整えようとしている。

ここで気づく。

これは、楽しさを買うゲームじゃない。

参加者が完成させるゲーム

普通のゲームは、ルールが完璧に設計されていて、参加者はその上で遊べば成立する。

しかしナニモノソウルは違う。

参加者が、

・話しやすい空気をつくる
・話せない人をフォローする
・時間を譲り合う
・相手を理解しようとする

こうした行動を自然に取らないと成立しない。

つまり、ゲームがチームワークを要求してくる。

そして、それをやらされている感じではなく、自然とそうなる設計になっている。

「勝ちたい」ではなく、「ちゃんと聞きたい」という空気になる。

これがとても印象的だった。

プレイを進めながら、このゲームには強い思想があると感じた。

強い人だけが目立つのではなく、静かな人も自然と輪に入れる。
評価や競争ではなく、理解や共感が中心になる。

人を楽しませるだけでなく、
人と人がつながるきっかけをつくろうとしている。

ゲームという形を借りて、関係性を育てようとしている

そんな印象を受けた。

この時間を生んだのは、場所

そして、もう一つ強く感じたことがある。

この体験が成立したのは、ゲームだけの力ではない。

StandUpという場所があり、
そこに自然と人が集まり、
そしてアズマックスさんご縁のつくり方あったからだ。

アズマックスさんは、イベント内容をきっちり説明して集客するタイプではない。
「とりあえず来てみたら?」
この一言で人をつなぐ。

そして実際に、集まった人たちが自然と関係をつくっていく。

計画よりご縁。
仕組みより直感。

でも、不思議とうまくいく。

その空気が、吉祥寺という街の魅力と重なって見えた。

効率だけではなく、人と人の距離が近い街。
思いがけない出会いがある街。

StandUpという場所とそこに集まる人たちを通して、吉祥寺をまた少し好きになるきっかけをもらった気がする。

最後に

この日感じたのは、

ゲームをしたというより、
ちゃんと人と話した時間だったということ。

距離が縮まり、
少しチームになり、
自分の内面も少し見えた。

効率や結果ばかりを追いがちな日常の中で、こういう時間はとても貴重だと思う。

ナニモノソウルは、受け身では楽しめないゲームだ。

みんなで場をつくる覚悟を持ったとき、
きっと面白い時間になる。

そして、そんな時間を自然に生み出してしまう場所がいる。

吉祥寺という街を、また少し好きになった一日だった。

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ナニモノソウルinstagram➨https://www.instagram.com/nanimono_soul/

須賀 孝太郎
おおたかの森ファーム 代表取締役
東京工業大学工学部を卒業後、工業デザイン事務所にてデザイン業務を経て、家業である税理士事務所に入社。そのノウハウを生かし経営コンサルティング おおたかの森ファーム株式会社 を設立。ボクシング好きの三児の父。
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