「おせっかい」という言葉に、あまり良い印象を持たない方は多いでしょう。
しかし、おせっかいな人を煙たがっていると、ビジネスの転機となるようなキーマンとの出会いを失ってしまうかもしれません。
この記事では「おせっかい」を再評価するべく、おせっかいな人がもたらす出会いについて解説します。
「おせっかいな人」とは、余計なことをする人?
「おせっかい」とは、他人の言動や行動に対して余計なことをしたり言ってしまい、相手に迷惑をかけてしまう。類義語で言えば、口出し、手出しをする、干渉する、ちょっかいを出すなどがあり、こういった意味も含まれています。
引用元:ひな形の知りたい!
「おせっかい」についてチャットGPTで調べると、上記の説明が表示されます。
ひとことでいうと「余計なこと」という意味合いになるでしょう。
昨今、おせっかいな人が余計なことをした顕著な例が、コロナ禍における会食や引き合わせなどをしたケースです。
良かれと思って人を集めても、そこでクラスターが発生すればその発起人が全ての元凶だとされます。
そもそも、人を集めることで「不謹慎」のレッテルまで貼られているケースもありました。
ネットの稚拙な言い合いもそうですが、言葉の揚げ足取りを始めると「おせっかいな人」は格好の餌食になってしまいます。
優秀なビジネスマンとマッチングサイトで出会うのは難しい
私は商流を掴むために「IT関連のマッチングサイト」などを利用しています。
しかし、なかなか自身をアピールできずに苦戦しているのが実情です。
「肩書や経歴がしっかりしている人」はサイト上でも印象が良く、とても引き合いが多いと思います。
しかし、ビジネスマンに求められるのは肩書や経歴などの上っ面ではありません。
人間性や責任感、肩書や職歴では表せない問題解決能力・状況判断力・提案力・想像力・度胸・忍耐などがビジネスマンの価値でしょう。
そのいくつか、もしくは一つが飛び抜けて優れている人はとても優秀です。
私もそのような優秀な人と、一人でも多く接点を持ちたいと考えています。
「おせっかいな人」がきっかけで出会いは生まれる
今の時代だからこそ、おせっかいの再評価が必要です。
前章で紹介したような優秀な人との出会いは、「おせっかいな人」がきっかけとなってやってくるのです。
人の相性は、他人やAIには見抜けない
私自身の経験では、しっかり考えたうえで会わせていただいた人とはあまり深い関係になっていません。
どちらかというと、上記のような「おせっかいな人」が「相性などを深く考えずにセッティングしてくれた出会い」の方が、その相手と深い関係になれているように思います。
- 人数集めの内の一人
- 有権者が自分のすごさをアピールするために集められた人々の内の一人
- とんでもない現場に放り込まれたメンバー同士
その人を外からみた印象の同期よりも、人の内面のシンクロ・反面性が、人の相性を測るうえで大切だと考えます。
「考え方が合う」もしくは「全然合わないからこそ求め合う」
そんなことは他人には見抜けません。
したがって、よく考えたうえでマッチングされると奇跡の出会いは起きないのです。
「まさかあの人とそんなに気が合うとは!」という展開、まさにおせっかいが今の偽の合理的な世の中では必須だといえます。
ターニングポイントをもたらすキーマンは「おせっかいな人」が連れてくる
人を集めるのに何かと目的を設定したり、ターゲットを絞ったり、だましうちしたり。
ビジネスやマーケティングの観点からみえれば、上記の考え方が大切かもしれません。
運命のターニングポイントは、計算のない「偶然の出会い」から始まると考えてます。
もちろん、チャンスは自分で切り開くものです。
しかし、大きな前進や成長などのターニングポイントには、必ずキーマンが必要です。
自ら色々な集いに顔を出すのも大事ですが、一番大事なことは「おせっかいな人に気に入ってもらうこと」です。
ただし、おせっかいな人がしてくれるおせっかいに好き嫌いは禁物です。
すべてありがたく頂戴していくことで、やがて人生が著しく前進するきっかけとなる運命のキーマンとの出会いに繋がるはずです。
まとめ
現代は時代の転換期です。
合理的に保守的に考えていると、大胆に動いている人にどんどん遅れをとります。
手元の仕事や役割をこなしつつ、余力はすべて新しい人やシーンへの出会い・チャレンジに使うのが最善です。