「俺って何でも屋だなー」という社長の会社が成長しないたった1つの理由

おおたかの森ファームのお客様やお付き合いのある方の中には、
「Sクラスのモテ社長」と弊社内で言われる経営者がいます。

 

この「Sクラスのモテ社長」は、自ら営業、実務、見積、請求など
会社の要の業務を一手に担っている方の事を指します。

共通する特徴として、

  • 自社に対する貢献度が高い
  • 社員から慕われている
  • 責任感が強い
  • 問題解決能力が高い
  • 外部の会社からも相談ごとや、仕事を依頼される

といった点が挙げられます。
つまりは個人として大変優秀で、頼りになる存在です。

このような経営者の会社は本来、
今後ますますの成長が期待できるポテンシャルの高い会社だと言えるわけです。

しかし、驚いたことに彼らSクラスの社長の会社は
【成長しないこと】が多いのです。

なぜでしょうか。

その原因は社長本人の能力が高く
頼り甲斐があるばかりに、
何でも屋になって疲弊してしまうからなのです。

というのも、この状態になると、
本来経営者として集中しなくてはならない
「緊急ではないけど重要な仕事」

つまり

  • 未来の事をキャッチアップする
  • 戦略を考える
  • 戦術を考える
  • 採用を考える
  • マーケティングを考える

といったことを取り組む時間がとれなくなります。

これが「会社が成長しない理由」なのです。

あなたはいかがですか?
当てはまることはありませんか?

「そうは言ってもどうしたらいいのかわからないんだ」

そんな声が聞こえてきますので、
この何でも屋から抜け出して、
更に自社の業績も高める方法をお伝えしましょう。

それは、「ノウハウのパッケージ化」です。

モテ社長であるあなたは、これまでに外部の会社から相談を受けて、
問題解決に導いた実績をいくつかお持ちではないでしょうか?

他にも自社の直面した問題を解決した事例や、
高い成果に繋げた施策を、お持ちかと思います。

そのノウハウを「パッケージ化」し、
自社の製品のラインナップとするのです。

ノウハウの「パッケージ化」には以下のメリットがあります。

  1. 社員でも売れやすくなる
  2. 社員がサービスの提供を行えるようになる
  3. 社員に責任感が芽生える
  4. 会社のサービスの多様化に繋がる
  5. サービスの1つが不調なときの助け舟になる
  6. パッケージ化された業務に関しては、社長のチェック、承認が不要になる
  7. 社長が体調を崩したとしても、ビジネスが円滑に進む
  8. 社員が成長することにより、社長が経営に専念できる

いかがでしょうか。
このようなプラス要因が生まれるのです。

パッケージ化は「会社が社長中心でしか回らない」
という弱点を克服してくれます。

結果として、社長であるあなたが動かずとも
会社の売上、利益の上がるようになるというわけです。

社長であるあなたの最も重要な業務は意思決定です。
これこそが社長であるあなたにしか出来ない業務
なのです。

ぜひ仕組みを作り、パッケージ化を行い、
サービス展開をしてみてください。

 

須賀 孝太郎
おおたかの森ファーム 代表取締役
東京工業大学工学部を卒業後、工業デザイン事務所にてデザイン業務を経て、家業である税理士事務所に入社。そのノウハウを生かし経営コンサルティング おおたかの森ファーム株式会社 を設立。ボクシング好きの三児の父。
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