お世話になっている企業の社長や、可愛がっていただいている先輩から「いい人を紹介するよ」と言われたことはありませんか?
そして期待を胸に実際に会って紹介を受けたものの「あれ……?」「私が期待していたのは、こういう人じゃないんだよな……」と感じたことはないでしょうか?
人と人との繋がりは、何かしらの縁によって結ばれます。
偶然の出会いが良い出会いに繋がることもありますが、良い出会いは自ら意図的に創り出すことも可能なのです。
この記事では「その後の仕事に繋がる良い出会いを自ら作り出す方法」を解説します。
紹介される前日までにやるべき前準備
「仕事は段取りが8割」という名言があるように、仕事に繋がる良い出会いもやはり段取りが8割です。
良い出会いを自ら作り出すためには、そのために日々前準備を重ねておく必要があります。
「この人は〇〇な人だよ」と紹介してもらえるよう、自分を整える
仲介人から「この人は〇〇な人だよ」と自身のことを誰かに紹介してもらうためには、まずは自分で「私は〇〇な人」だといえるよう、自分を整えていかなければなりません。
- 会社のメインの事業内容
- メインの他におこなっている事業
- これまでの実績
- 実績が周りに対して与えているイメージ
- あなたの人柄
これらの要素が他人から見ても箇条書きで連想されるくらい、まずは自分自身が把握し、磨いていくことが大切なのです。
「Aさんは教育に強い方で、自分がいなくても会社が回るような仕組みを作れているんだよ」
「AさんはDXに強い方で、世間の流れよりいち早くDXを取り入れて業績アップに繋げているんだ」
人からこのように紹介してもらえるように、自分や自社の強みを磨いていきましょう。
「○○な人」といわれる所以が一目でわかるよう、Webサイト・SNSを整える
あなたが「〇〇な人」を磨き上げていても、それが周囲に伝わっていないと人の紹介には結びつきません。
あなたの存在や魅力を他者にアピールする手段が「情報発信」です。
Webサイト・SNS・コラムなどを使って、あなたや会社の魅力・強み・考え方をどんどん発信していきましょう。
それが積み重なったときにはじめて「DX化で困ってるなら、株式会社✕✕で検索してみて。〇〇さんって人のブログが出てくるから、気になるようだったら紹介するよ」というような流れができるわけです。
Web上に積み上げられた情報はあなたの自己紹介となり、あなたが寝ている間も24時間無休で営業活動をしてくれます。
Webサイトなどを作るときは専門業者に丸投げするのではなく、自身の思いをふんだんに盛り込んでください。
また、SNSやコラムは定期的に更新することが大切です。
一度に大量更新せずに日々少しずつ積み上げることで、血が通った自己紹介へと繋がります。
紹介されたあとにするべきこと
人から人を紹介を受けたあと、望ましい関係に発展させるためにはスピード感を持ってアクションを起こす瞬発力が大切です。
紹介を受けた翌日、いやできれば当日から次のアクションを起こしましょう。
お相手のWebサイト・SNSを閲覧し、分析する
まずは紹介を受けたお相手のWebサイトやSNSを閲覧し、徹底的に分析しましょう。
- 組合加入歴
- 記事
- 受賞歴
- SNSでの日常
などなど、ネット検索すればいくつかのコンテンツを確認できるはずです。
それらの情報から相手先の会社が求めているものや、直面している課題を読み取るのです。
相手が欲しているものと、自身の強みのマッチングポイントを探していきましょう。
自身の強みを利用した提案を投げかける
マッチングポイントが見つかったら、すぐさま提案を投げかけましょう。
ここまでをスピード感をもって取り組むことで、相手は「こんなに短時間で自社のことを調べてくれたのか」と感動してくれるでしょう。
そこでマッチングがうまくいかなくとも、あなたの印象は確実に頭の片隅に置かれるはずです。
あなたの得意とする分野が必要な状況になったときに、真っ先に頭に浮かぶのはあなたの顔と名前になるでしょう。
まとめ
人との出会いは一期一栄です。
経営者同士の出会いは、お酒の席・ゴルフ・イベント・旅行など、さまざまな場面で起こるでしょう。
しかしその出会いが事業に結びつかないのであれば、自社の社員から「社長は遊んでばかりいる」という印象を持たれかねません。
良い出会いを自ら作り出すために、事前準備と出会った後の素早いアクションを意識してください。
ブランディングや事業戦略を前提としたWEBサイト構築は、おおたかの森ファームまでお気軽にお問い合わせください。