キャリアプランは消去法で決める 失敗も変更もできる持続可能なぼゆるやかな目標を設定

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将来の夢をしっかり決める、キャリアプラン、ライフプランをしっかり決める

キャリアプラン、ライフプランしっかり決めると目上の人に褒められることが多いと思いますが私はそうは思いません。

実際にプラン通りに人生が進むことなど限りなくゼロに近く、日々変更が必要で場合によってはがっつりあきらめることも最善であるケースもあります。

なにより危険なのはプランから外れた時の挫折感です。
特に親や先生から決められたキャリアプランでその道から外れたときは危険です。
自信で強く持ったキャリアプランでもないため人のせいにしたり、その後の軌道修正の方法もまったく見失ってしまいます。


UnsplashAaron Burdenが撮影した写真

一方自身で作ったキャリアプランからの挫折も同じく危険ではあります。
考えに考えて作ったプランでも外れてしまえばかなりのストレスがかかります。
昨今の世の中の急な変化は誰しもが変化への対応に苦慮しているなか
しっかり考えたプランであっても所詮は過去の実績やデータから組み立てたものであるため、これからの変化への対応はまったく不透明なものです。

昨今のような変化が激しい時代には冗長性が重要です。曖昧でよいのです。
では、曖昧でよいということはプランを立てなくてよい!そういうことではありません。

プランを消去法で立てることでボヤっと将来への方向性を作りましょう。

例えば

    • 沢山人がいることが苦手
    • 勉強は好き
    • 飽きっぽい

自信をこのようにプロファイリングした場合にどんな方向性に進んだらよいのか
これらをレールにしっかり置くのではなく、挫折という崖から落ちないように壁を作っていきます。

下記はあくまで例です。

これが正しいとかではなく自分自身で納得できて
実状ともある程度つじつまがあえばそれでよいという参考例です。

要は実利的で強引な納得の落としどころです。

沢山人がいるのが苦手であれば特に都心部の会社、メジャーな会社である必要はないかもしれません。
なぜならそういう会社は沢山人がいるのが平気な性格の人が多い可能性があると仮定します。

勉強が好きであれば知識があると有利になる職業などがあってるかもしれません。
別に絞る必要はないですが色々な知識を探求すると良いと思います。 特に若いうちから絞る必要はないと思います。なぜなら優秀な大人とは物事をあらゆる角度から考えられる柔軟な考えの持ち主であることであり、そのためには多様な勉強をすべきと仮定します。

あきっぽい これは実は私もそうなのですが、ふと思った時にガッツリ生活やキャリアの変化ができる環境下が良いと思います。
例えば、10年以上かけて獲得する難関士業などは危ないかもしれません。
せっかくとった矢先に燃え尽き症候群で違う仕事がしたくなった時にストレスになると仮定します。

以上を考えると偏差値競争や、大企業に採用されやすい優等生を演じる必要ななさそうです。
しかし気になったことはとことん探求し、自身の飽きっぽさが災いしてなにもかも中途半端にならないように気を付けないといけません。
そして友達を沢山作る必要はないですが、自分を大切に思ってくれる人に対しては自身も大事に接するのが吉かと思います。

こんな感じで消去法的なプランをたてると自身の性格上ストレスがかかりづらくニュートラルな生活を送っていれば道しるべや道を作ってくれる人(師匠)に出会えると思います。

おおたかの森は子供が街に沢山おりますので、日々高校生などにキャリアのインタビューをしております。
多くの学生は
男の子は特にプランを決めておらずもっと知識や道しるべを欲しがっている。
女の子はかなり具体的なプランが決まっている子が多い。

いずれも言えるのはかなり将来に不安を抱いており
話していてとても優秀な学生なのに
収入がゼロになったら
仕事が失敗したら
等最悪を想定しながらプランを模索している印象です。

これは消去法である程度壁を作っていないためどこに崖がでてくるかわからない状況である程度壁をつくって「もうこっち歩くしかないや」と思えるメンタルが重要かと思います。
今はスマホを筆頭に情報過多のため考えすぎて立ち止まってしまっている人が多いです。
ぼやっと方向性をつくってひとまず歩くことが幸せへの最短距離だと思います。

もちろん不意に予想していない崖に落ちそうになることがあります。
そんな時は必死でしがみつく、差し出された手につかまればたいていは大事に至ることはないです。

それが真のコミュニティ

消去法キャリアプラン作成は大人も子供も万人必須だと思います。
お手伝いのご依頼はおおたかの森ファーム(https://otakanomorifirm.com/contact/)までお問い合わせください。

須賀 孝太郎
おおたかの森ファーム 代表取締役
東京工業大学工学部を卒業後、工業デザイン事務所にてデザイン業務を経て、家業である税理士事務所に入社。そのノウハウを生かし経営コンサルティング おおたかの森ファーム株式会社 を設立。ボクシング好きの三児の父。
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