ビジネスゴルフの上達と楽しみ方、ゴルフは仕事につながるは本当？

ここ数年で、新しい趣味としてゴルフを始めた方は多いでしょう。

もしくは、仕事上の付き合いのための「やるべきこと」としてゴルフを始めた方もいるかもしれません。

この記事では、かつてよりビジネスと切っても切れない関係であるゴルフの楽しみ方やポイントをお伝えしていきます。

ゴルフの二極化が進んでいる

ゴルフが再ブームとなりつつあります。

しかし、かつてと毛色が変わってきており、誰もがこぞってプレーするわけではありません。

若い世代はカジュアルゴルフを楽しんでいる

「接待や社交のためにゴルフをする」という人は、特に最近ゴルフを始めた若い世代では少数派です。

多様な趣味の一環としてのゴルフ、しかもどちらかというとアメリカスタイルのカジュアルゴルフが主流となっています。

ゴルフ場に出向けば「ゴルフ女子」と呼ばれる普通のOLなどの層や、一つのゴルフバッグを複数人でシェアしてゴルフを楽しむ若者達の姿を見かけるのが昨今のゴルフの特徴の一つです。

経営者が多い昔ながらのビジネスゴルフ

一方昔ながらのビジネスゴルフ、中でも名門と呼ばれるゴルフクラブは若いゴルフ層には無縁の世界となっています。

とはいえ、昔ながらのゴルフスタイルがビジネス関連においては多くあるはずです。

私自身もどちらかというとゴルフは得意ではありませんが、仕事柄もあって名門ゴルフクラブの会員の方と一緒にプレイする機会が多くあります。

昨今人気のパブリックゴルフでは平日5000円台・昼付きで1R回れますが、名門となると私のようなビジターの場合1Rで2万円以上は当たり前となります。

ビジネスゴルフに必要な考え方

純粋に趣味としてゴルフを楽しんでいる人以外にとっては、ゴルフはビジネスのためのお付き合いです。

よって、ゴルフによって発生する費用は経費として処理しますが、それでも高額な出費になります。

ビジネスコンペなどであれば名刺を配る機会も多いですが、自身の体験からもいわゆる「元を取る」という感覚は捨てないといけません。

お誘いをくれる会員の方々は、我々に対して商談のご縁のある方を紹介してくださったり、発注をいただいたりということもあります。

とはいえ、自分自身に紹介されるに準ずるサービスやパッケージが無いとどうしようもありません。

ゴルフは仕事ではなく自己投資

あくまでも高級ゴルフクラブでのお付き合いは、仕事の原価ではなく「自己投資」として考える必要があります。

原価となれば売上として回収しないといけませんが、自己への投資となると趣旨は変わります。

上記のように、自己投資に対して大きなリターンを得られることは事実です。

ビジネスゴルフを通じて自己投資の数を重ねることで、結果として経営者としてのレベルアップにつながるのです。

ゴルフは仕事ではありません。

セミナーなどの勉強会や講習会と近いニュアンスだと捉えておきましょう。

そのため、平日にゴルフをする際は従業員に偉そうにしてはいけません。

何せ自己への投資なので、直接会社に恩恵があるわけではないのです。

社員としては、それを仕事と割り切られるとイラっとするはずです。

ゴルフのプレイ中に貯まった業務連絡に対しては、プレイがひと段落ついたところで丁寧に対応しましょう。

ビジネスゴルフで全員win-winになる方法

ビジネスゴルフという自己投資に対して、最大の見返りと恩恵を最近発見しました。

それは、自身のゴルフが上達することによって、その場にいる全員がwin-winになることです。

名門ゴルフクラブで長年プレイされている方はゴルフ愛が強く、プレイも上手な方が多いです。

また、ほぼ必ずキャディーさんがついています。

上手い会員様とキャディーさんがいるという条件下であれば、私のように下手なゴルファーはその両者に全乗っかりしましょう。

グリーンの読みやフォームの修正、バンカーの出し方などほぼラウンドレッスン状態です。

自身のスコアなど気にせず、指摘してもらったことを忠実に再現してみましょう。

ラウンド中の問題改善が起こったり、スコアがよくなったりすれば以下のような事象が起きるはずです。

上記のように、上手い会員様とキャディーさんに頼り、自身が成長することでその場にいる全員がwin-winになるのです。

まとめ

ビジネスゴルフは、通常接待でもなく業務の一部でもなく、自己への投資です。

自己への投資としての実りを追求すれば、高額なプレイ代も無駄にはならないでしょう。

名門ゴルフクラブでプレイする一日は、ビジネスマンの一流サービスとしても大変勉強になります。

どうせ費やすコストであれば、うまく糧にしていきましょう。