中小企業の経営者の皆さんは個人ではなく、会社として資産運用していますか?
中小企業が長きに渡り繁栄していくためには、企業としての資産運用が必要不可欠です。
この記事では、中小企業におすすめの資産運用の方法について解説します。
中小企業よりも個人の若者の方が資産運用している
現代は若者も資産運用に自ら興味を持ち、実際に運用している時代です。
その一方、企業として資産運用に取り組んでいる会社はそう多くはありません。
若者が資産運用に興味を持つ理由
若者が資産運用に興味を持つ理由として「将来に対する不安」と「資産運用の手法が多様化し身近になった」という2点が考えられます。
若者が感じている将来に対する不安とは、例えば以下のような要素です。
- 日本経済の落ち込み
- 上下し続ける貨幣価値への不安
- 自身の将来の収入の不安
- 新型コロナウイルスのような未曾有の事態に対する不安
などなど、挙げだせばキリがないでしょう。
そんな中でも、ここ数年で資産運用の手法の幅が拡がり、若者にとっても資産運用が身近に感じられるようになりました。
- 株式
- 為替
- 先物
- 金
- 仮想通貨
- NFT
特に仮想通貨やNFTに関しては、ビジネス系インフルエンサーの影響で注目するようになった若者も多いでしょう。
中小企業が資産運用に消極的な理由
株や土地などを保有していれば元本割れするリスクがほとんどない、そのような時代は遥か昔に終わっていることはご存知のとおりです。
そんな現代において、ほとんどの中小企業が資産運用に消極的になっています。
- 資産運用をしている時間や余力がない
- 資産運用と会社の業績を混同するとわけがわからなくなる
- 資産運用のつもりがギャンブル的な投資になって本業を食いつぶすリスクがある
上記のような理由で、資産運用に着手することを遠ざけている企業も多いでしょう。
中小企業の場合は、大儲けを狙ったギャンブル的な資産運用ではなく、いかに安全に・且つ企業にとってメリットがあるように資産運用をしてけるかが鍵となります。
中小企業の資産運用のすすめ
中小企業が安全に資産運用するためには、以下の3つのポイントを押さえる必要があります。
- 自分の固有分野
- 自分の好きなこと
- 自分で処理できるもの
この3つのポイントを押さえることができれば、リスクを限りなく抑えて安全に資産運用していけるはずです。
中小企業の強みを活かした、資産運用の例を2つ紹介します。
例①消耗品や部品仕入れの多いメーカーやサービス業
消耗品や部品仕入れの多いメーカーやサービス業の場合は、今のインフラを考慮したうえで近い将来確実に値上がりするものであれば、自己資金の余力の中でストックしておくとよいでしょう。
販売するまでは在庫となりますが、取得価格で評価するため含み益は繰り延べられます。
- 自分の固有分野→自分の本業分野
- 自分の好きなこと→本業だから好きですよね?
- 自分で処理できるもの→製品・商品として販売できる
このように3つのポイントを押さえているので、安全に資産運用できるはずです。
例②地場に強い地方企業は縁故で不動産を購入する
地場に強い地方企業の経営者は、縁故で不動産を購入することをおすすめします。
ただし、この例は不動産が好き・もしくは興味がある場合に限ります。
不動産に限らず、好きでもない分野に手を出してしまうと本業の方々に食い潰されてしまいますので注意しましょう。
地場は地方企業特有の武器であり、東京の企業ではあまりそういったケースはありません。
縁故での相談であれば、まだ市場に出ていないのでかなり割安で購入できる可能性があります。
更地にせずに、そのままの状態で自分で利用できるのであればもってこいでしょう。
賃貸収入を得るにも、地場であれば需要や相場を掴みやすいはずです。
また、処分するにしても不動産は売りやすく、地場であれば売り先も縁故で探せるでしょう。
売買目的で不動産を購入することは法に触れてしまう可能性もあるので、あくまでも収益物件としての目的で購入しましょう。
資産運用目線の社用車選びはジムニー一択
自社の強みを活かした資産運用の手法が思い当たらない場合は、会社で保有している自動車を見直してみましょう。
移動手段として保有している自動車ですが、コロナやDX化の影響でめっきり出番が減っている企業も多いのではないでしょうか?
会社で保有している以上、使用頻度が減ったのならそのランニングコストや万一の場合の処分も視野にいれなければなりません。
そのうえで、資産運用目線での社用車選びはジムニーをおすすめします。
ジムニーとは
ジムニーは、1970年に発売された軽自動車規格のオフロード四輪駆動車です。
現在は軽自動車規格・小型自動車規格の2つの規格があり、ランニングコストの良い軽自動車規格が販売台数の多数を占めています。
ジムニーは競合車種がなくモデルサイクルが長いため、嗜好性が高く長年愛好家に親しまれています。
また、オフロード走行性能に特化した性能を有しており、ラダーフレームなど他の軽自動車とは違う構造をしているため、扱うには専門的な知識と経験を必要とする特性があります。
高級車は中小企業の社用車には不向き
経営者にとって、社用車としてフェラーリなどの外車・高級車を所有することは一種のステータスかもしれません。
確かに資産保有としては優れていますが、その裏側にあるデメリットにも目を向ける必要があるでしょう。
- 庶民には手が届かない
- 維持コストが高い
- 走行すると壊れる
- 部品代・修理費の高騰
- アフターサービスの不安
- 減価償却できない可能性がある
などなど、社用車としては不向きといわざるを得ない側面が多数あります。
中小企業の社用車にピッタリなジムニー
中小企業の社用車として、断然おすすめしたいのがジムニーです。
- 軽自動車のためランニングコストが高い
- モデルチェンジが少ないため経年しても見劣りしない
- 長年のファンがおおい
- 物価高騰の中でも、軽自動車のため購入が比較的容易
- 過走行(10万キロオーバー)でも、もともとの耐久性が車両の性質上異常に良いのでリセールがよい
- コンパクトなため実用性が高い
- カスタムベースでもあるため、多少内外装が痛んでも価値が下がらない
- 安全装置が必要な関係でどんどん値上がりしている(そのうち販売できなくなるかも?)
上記のように社用車として適切な多くのメリットがあり、そのうえ近年どんどん価値が高まってきている車種です。
自社のクライアント企業でもジムニーを社用車として購入し、長く愛用している企業も多いです。
また、処分する際のリセールの良さにも驚いています。
まとめ
中小企業が長きに渡って繁栄していくためには、中小企業ならではの強みを活かした資産運用が大切です。
その第一歩として、社用車の見直しをおすすめします。
ジムニーの販売・修理は弊社クライアントのリバースギアにお問い合わせください。
その他ご相談はおおたかの森ファーム株式会社(https://otakanomorifirm.com/contact/)までお問い合わせはください。